原作である歌麿の作風を壊すことなく、手ぬぐいの上に花開いた絵画ともいえる作品。熟練の職人でなければ、それぞれの色を思い通りの場所に染め抜くことはできません。じつに繊細で、緻密な技術があってこそ、このように絵画のような手拭いを作り上げることができるのです。
少し値段は張りますが、贈答品やタペストリーとしてぜひご利用ください。ひとつの伝統工芸品を手に入れる心づもりで、お買い上げいただければ幸いです。もちろん、手拭いとしてお使いいただいても結構。使い込むうちに少しずつ色褪せてくる美人画も、なかなかに風情がありますよ。
◎先頭の画像クリックで手拭い全体が表示されます。
手染めのため、使いはじめに汗や摩擦で色がうつることがあります。ご注意下さい。お洗濯の際は単独で、たっぷりの水で手洗いしてください。洗ったら、手でギュッと絞って干すだけでOK。浸け置きや洗剤の使用はお避け下さい。色落ちの原因となります。
サイズが大きめですので、好みの大きさにハサミで切って使うこともできます。使いこんでくると、ふちがほつれてきますが、5ミリほどほつれたところで落ち着いてきます。
手拭いはほつれて当たり前。遠慮なく使い込みましょう。ハンカチなどに使っていよいよくたびれてきたら、最後はぜひ雑巾としてお使いください。ボロボロになるまで大切に使っていただけたら、手拭い冥利に尽きるというものです。